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思ったより難しい 4G LTE

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2012年秋冬から明らかにギアチェンジしている 4G LTE サービス。

各社の最大通信速度やエリアカバー率は一応比較の目安になりますが、わたしが利用するエリアで快適なのかどうかとなると、実際にその場所で試してみるまでわからないと思ったほうがよさそうです。

 

4G LTE は、次世代の高速無線データ通信に対応することになる第4世代携帯電話通信規格にむけて進化の途上にあります。LTE は、はじめは 3.9 G といわれ第3世代の終わりみたいなイメージもありましたが、いまや、LTE はあきらかに 4G の幕開けという認識が強く、4G LTE  という呼び名が受け入れられているように思います。この同じ時期に携帯電話からスマートフォンへ移り変わっていることもダブって強く影響していると思います。

 

4G LTE は、ただいま進化中です。エリア拡大、通信速度アップ、対応端末拡充。

進化の過程をその都度楽しんでいきたいと思っている方もいらっしゃるでしょうし、エリアの状況を細かくチェックされていたり、2年といった期間で区切りを考えていらっしゃったり、規格の対応状況をみていらっしゃたり、端末の魅力を優先される方も多いと思います。

これらをバランスよく判断して、などとと考えると、現時点では思ったより難しいことになってしまいそうです。

 

実はわたし、通話だけに au のガラケーを今も利用していまして、スマートフォンに切り替えるタイミングを探っています。機種変更か MNP かによるキャンペーン的な選択もありますが、タイミングとして考えているのは、LTE カテゴリー3の今の時点か、LTE カテゴリー4の対応が予想される来年以降かという点です。

 

現時点での規格では、カテゴリー別の最大通信速度は次のようです。

カテゴリー3の最大通信速度は、利用する周波数幅が 10MHz で 75 Mbps、周波数幅が 15MHz で 100 Mbps となります。

カテゴリー4の最大通信速度は、利用する周波数幅が 10MHz で 75 Mbps、周波数幅が 15MHz で 112.5 Mbps、周波数幅が 20MHz で 150 Mbps となります。

カテゴリー5の最大通信速度は、利用する周波数幅が 10MHz で 75 Mbps、周波数幅が 15MHz で 225 Mbps、周波数幅が 20MHz で 300 Mbps となります。

 

スマートフォンで LTE 通信を制御しているモデムチップ、あるいはベースバンドチップでも最先端をゆくクアルコムがこの2012年後半に提供しているのが MDM9x15 シリーズというチップです。LTE カテゴリー3 に対応しています。

docomo Xi は、2012年冬モデルから 最大通信速度 100 Mbps に対応します。1.5 GHz 帯の 15 MHz 幅で LTE カテゴリー3の 100 Mbps ということになります。ただし、この 1.5 GHz 帯は 2014年3月末まで東名阪地域で利用できない帯域が一部あります。

さて、クアルコムからは、2013年に mdm9x25 シリーズというモデムチップが提供される予定になっています。注目されているのは、LTE カテゴリー4の対応とキャリアアグリゲーションの対応です。

このキャリアアグリゲーションが出てくると、4G の本番領域の規格となる LTE-Advanced が気になり始めるはずです。

 

4G LTE での成長期間はまだ数年続きます。提供者、利用者ともに十分なサポートと認識が続かなくなると、この 4G LTE の成長はその時点でストップとなりそうです。提供しながら、あるいは利用しながらの成長です。

 

ちなみに LTE 規格では、基地局側システムの進化という点でも大きな特徴となっています。わかりにくいところではあるのですが、au 4G LTE からは、この点についても今後も情報がありそうです。

via IPv4