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gwaw.jp アーカイブ 2009 ~ 2012

KOHJINSHA SX3WX06MAD を Windows 7 にアップグレード

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「Windows 7 Home Premium アップグレード版 ファミリー パック」を購入しました。一世帯の Windows PC 3台までアップグレード(ライセンス認証)が可能な製品です。

1台目は、Windows Vista Home Premium がインストールしてあったデスクトップ PC。

2台目は、Eee PC S101。「Eee PC S101 を Windows 7 にアップグレード」にて、その様子を記事投稿しています。

そして、3台目となる今回は、KOHJINSHA SX3WX06MAD。

 

わたしは、SX3WX06MAD のいくつかのモジュールを交換しています。

メモリーモジュールを BUFFALO D2/N800-2G/E に交換して、2 GB にしています。(D2/N800-2G/E の下位互換機能により、DDR2-667(PC2-5300)、DDR2-533(PC2-4200)としても動作します。)

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-6400 (DDR2-800) 2GB D2/N800-2G/E

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無線 LAN アダプターを Intel WiFi Link 5300 に交換しています。

intel Intel WiFi Link 5300 533AN_MMWW (無線LANアダプタ、Mini Card(PCIe)、802.11 a/b/g) (英語版)

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ディスクドライブを HANA H1PM032G-00 に交換して、SSD 32 GB にしています。ZIF(LIF)というインターフェースがあることをこのときはじめて知りました。ZIF には、東芝型や日立型といった仕様もあり、さらに LIF との違いにも悩み、Google 検索で ZIF と LIF を調べるなどして、購入を決めるまでにだいぶ時間がかかりましたが、無事に動作しています。

 

KOHJINSHA の Web サイト http://jp.kohjinsha.com/ では、サポートで Windows 7 情報を公開しています。あわせて、Windows 7 用のドライバダウンロードも公開されています。

この記事の時点で公開されているドライバダウンロードは、SK シリーズ、SC シリーズ、SX シリーズです。

「サポートについては Windows® 7アップグレードキャンペーン対象機種(SC3WP06A7、SX3KP06MA7、SX3WP06MA7)のみとなり、それ以外の機種は、サポート対象外となります。 」などの【注意事項】も公開されています。

 

インストール手順書も公開されていています。この手順に従ってアップグレード作業を進めていくと、SX3WX06MAD で Windows 7 が利用できる環境になりました。

ただ、わたしの場合、SSD に交換したこともあり、この SSD 上は、リカバリエリアを削除しています。一応、パーティションを設定しなおしてフォーマットしました。また、無線 LAN アダプターも交換しているため、無線 LAN ドライバのインストールは行っていません。

 

Windows エクスペリエンス インデックスを参照してみます。基本スコアは 1.9。プロセッサが 1.9 となっています。グラフィックスは 2.9、メモリ(RAM)が 4.2、プライマリハードディスクが 6.4 となっています。

HANA H1PM032G-00 は、読み込みだけでなく書き込みのスピードも速いのが実感できます。Eee PC S101 の SSD を SuperTalent FPM32GLSE に交換して使用してますが、書き込みの速さは、この FPM32GLSE よりも上のようです。

ちなみに、64 GB の HANA H1PM064G-00 は、32 GB の HANA H1PM032G-00 よりも書き込みスピードがさらに速くなっているようです。

 

Windows Aero はなんとか動作しているみたいです。

 

セキュリティソフトウェアには、ウイルスセキュリティを利用しているのですが、起動後の立ち上がり時にだいぶ負荷がかかっているようです。ウイルスセキュリティのインストール後、オープニングに流れるサウンドが割れてしまっています。タスクマネージャーのサービスで、「自動(遅延開始)」というスタートアップの種類を利用して調整しています。

 

わたしの SX3WX06MAD 購入ポイントのひとつに、コンバーチブル型タブレットである点があります。Windows 7 にアップグレードして、Windows 7 の新機能 Windows タッチ(マルチタッチ機能)には対応しませんが、Windows XP Home Edition にはなかった Tablet PC の機能が利用できるようになりました。

 

ただ、気になる点もいくつかでてきました。

 

Windows 7 にアップグレードする前から、SX3WX06MAD に Acrobat 8 Standard をインストールして利用していました。Windows 7 にアップグレード後もこの Acrobat 8 Standard をインストールしてみました。注釈の鉛筆ツールをよく使っています。この鉛筆ツールで縦線を引こうとすると、フリック(上下にドラッグ)が働いてしまうようです。横線は引けます。

タスクトレイにフリックの設定があり、フリックを無効にしてみても同じ現象となっています。ということで、現在のところ打つ手がありません。

 

さらに、タッチパネル自体が動作しないことがよくあります。スタイラスペンで画面上をタップしてもまったく反応がないという状態です。ドライバは有効のようです。デバイス マネージャーのヒューマン インターフェース デバイスにある PenMount 6000 USB のドライバーソフトウェアの更新後、すぐに HID 準拠デバイスのプロパティで、ドライバーを元に戻してあげると、うまく動作するようになるようです。

現在は、コントロールパネルの Tablet PC 設定で、セットアップと調整を実施して様子をみています。

 

KOHJINSHA SX3WX06MAD では、このような感じで Windows 7 を使い始めています。

 

2009年11月3日に追記

今回の KOHJINSHA からダウンロードした Windows 7 対応の PenMount 6000 USB ドライバはアンインストールすることにしました。Windows 7 起動後に、ドライバーを一旦無効にしたあと、有効にすると利用できていたのですが、その利用途中で、タップしても認識しなくなる現象が生じたためです。

PenMount の Web サイト http://www.penmount.com/ から、PenMount Universal Driver V2.1.0.263 というバージョンのドライバーをダウンロードしてインストールしてみました。Windows 7 対応とは表示されていませんけれど、Windows 7 で動作はするようです。Windows 7 の Tablet PC 入力パネルも利用できます。

フリックは機能しません。Acrobat 8 Standard の鉛筆ツールで縦線を引けない現象や、Windows 7 起動後にタップしても反応がないという現象はなくなりました。

これで様子をみてみることにしました。

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