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TVer アプリで「グランメゾン東京」最終回視聴と「最上の饗宴」

TVer アプリで今秋冬ドラマ「グランメゾン東京」を楽しんできましたが、とうとう最終回でした。

TVer アプリでは、掲載されている番組を無料ですが CM 付きで視聴できます。なかには、たとえばフジテレビのアプリをインストールしてそちらアプリの手順で視聴するものも含まれています。

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まず、ドラマ「グランメゾン東京」にレシピ提供しているシェフお二人が、ドラマに登場するお料理と、そのお料理にまつわるストーリーを紹介している公式ページ「最上の饗宴|TBSテレビ:日曜劇場『グランメゾン東京』」は、よりドラマを楽しむことができました。

ドラマのレストラン「gaku」に登場するお料理はすべて驚きと美しさが楽しめました。最終回に一挙に登場してしまったお料理は、このページでじっくりみることができます。そして、ドラマの「グランメゾン東京」に登場するお料理で、わたし個人的にとても興味あるストーリーがいくつかありまして、第4話に登場した「メレンゲのアイスクリーム」は塩分のグラデーション、第10話の「真鱈の白子のポッシェショーフロワ」、「キジバトのドゥミ・アンクルート」 「 リ・ド・ヴォーを入れたクスクスのサラダ」は温度とチームワーク、最終回の「鮪とチュロス」に関係して太平洋マグロと大西洋マグロ。

さて、ドラマ「グランメゾン東京」は、毎回たくさんの見所を盛り込んでいて、その見所がつぎの見所につながっていたり、TVer で毎回何回か見直してしまいました。

最終回では、三年前の祥平のミスをめぐり尾花とリンダが壮絶なバチバチの状況。「マリ・クレール ダイニング」の「トップレストラン50」の10位以内に選ばれながらも「グランメゾン東京」に「ミシュラン」の調査員と思われる予約が入っていないことで、尾花はリンダの滞在先のエレベータで再び来店してほしいと必死に説得する。7階エレベータホールで尾花はリンダに詰め寄り、リンダは尾花を掴み押し戻す。スゴいシーン。ここで尾花がそこまでするのは倫子自身で自身の味覚で完成させた「ハタのロティ ソースノワゼットグリエ」だったとも思います。

そしてもうひとつ。リンダを納得させるにはコースの最後を締め括る萌絵のデザートが重要。第4話では、萌絵がひそかに祥平と取り組み、見事にリンダの高い評価を得た。最終回で尾花は、祥平と交際していた美優と祥平をめぐりわだかまっていた萌絵に、新作の「リコッタのクレームダンジュ」をその美優に試食してもらうように勧める。さらにそこで萌絵は美優に祥平を応援して欲しいと伝える。コースの最後を締め括る萌絵のデザートでは、このふたりの想い、祥平を追い詰めているリンダにも感じてほしかったのだろうと思います。リンダの食事シーンはまさに息を呑む。

ドラマのラストシーン。最初の師匠の店で留守番をしていた尾花を捜し当てた倫子。そこで次の夢が。ここで、尾花が最終回でずっと取り組んでいた「鮪とチュロス」は、尾花と倫子の次のステップを想像させられます。そもそも、倫子が尾花を手放すはずがなく、バッチリをキメコんで尾花の次の店(と思われた)ランブロワジー東京姉妹店に乗り込んでみたいなシーンも想像。それにしても「鮪とチュロス」の調理シーンには特に見入ってしまいました。

『TVer アプリで「グランメゾン東京」最終回視聴と「最上の饗宴」』を公開しました。