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TVer アプリで今秋ドラマ「グランメゾン東京」を楽しんで視聴しています。本放送の時間帯は寝てしまっていたり、ほかのことを優先したりしますが、TVer アプリで後日電車内などで視聴しています。
TVer アプリでは、掲載されている番組を無料ですが CM 付きで視聴できます。なかには、たとえばフジテレビのアプリをインストールしてそちらアプリの手順で視聴するものも含まれています。
かつてパリで日本人初のミシュラン三つ星を期待されていた人気シェフ尾花夏樹と、かつて日本で家庭料理フレンチレストランを母親と営んでいた女性シェフ早見倫子が手を組んで、日本でミシュラン三つ星レストランの夢に挑む大人の青春ドラマとなっています。ドラマは現在中間点で、「グランメゾン東京」はプレオープンで秋の味覚メニューをお披露目しました。後半では時期的にクリスマススペシャルメニューかなと個人的に期待しています。
さて、「グランメゾン東京」はオープンに向けて最大のチャンスとともに大きな問題にも直面することになります。それは、「マリ・クレール ダイニング」の編集長リンダ・真知子・リシャールが掲載した記事。最高の評価が記されましたが、かつての尾花のレストラン「エスコフィユ」で、首脳会談の昼食会の場でのメニュー「雲丹と蕎麦の実」の提供時にアレルギー発作を起こさせてしまい、すべてを失った尾花夏樹の存在も明らかにされました。これまで、倫子オーナーシェフを全面に押し出して、尾花のかつての「エスコフィユ」の仲間を集めてプレオープンまでに至ったのですが、ふりだしに戻る形になりました。
ドラマでは、いくつかの謎をストーリーに含ませています。
最大の謎は、かつての「エスコフィユ」での首脳会談の昼食会における「ナッツ混入」疑惑。尾花は自分の責任だとしかいわない。それでも何者かが故意に混入させたとみているのが、リンダ・真知子・リシャールです。ただ、食の安全の根底に関わることと考えると、料理関係者のよるそこまでの行為はあり得ないと考えますが、この真相はドラマ最終回まで持ち越すかもしれません。
そのほかにも、なぜ尾花は倫子とレストランを開こうとしているのか?これまでのストーリーの中でみられる尾花と倫子との遣り取りから垣間見ることができるのですが、プレオープン前とプレオープンに訪れたときのリンダ・真知子・リシャールの一言一言で、よりはっきりしたような気がします。そして、プレオープンメニューの「雲丹のグラティネ」の提供で、「ナッツ混入」疑惑についてはさらに強く印象付けられています。
ミシュラン三つ星。どんなに頑張っても叶わない夢という倫子と、その同じ夢が現実になる目前でどん底に至った尾花のストーリーは、尾花のかつての仲間や、かつての尾花の料理のファン(倫子自身やリンダ)が集結して、さらに TVer で楽しみです。