為替レートのしくみや見方をかんたんに読んでみます
2011年10月31日に USドル/円が史上最高値 1ドル 75円32銭を記録し、その後も高止まりの状況が続きましたが、2012年後半に円安方向に転換しました。その後に読んでみた本です。
改訂新版 藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 光文社新書
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「第1章 為替のマーケット」で「為替を動かす要因」について解説されています。
「(1)金利差」、「(2)国際収支」、「(3)資本収支の動き」のほか、「(5)質への逃避」や「(7)為替介入」などがあけられています。普段、ニュース解説などで耳にすることの多い項目です。 また、「(6)社内レート」の影響についてもふれています。
円高の正体 光文社新書
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「第4章 為替レートはどのように動くのか?」に注目します。
「物価上昇率と為替レートの関係」、「ソロスチャートとは」、「予想インフレ率と為替レートの関係」など、チャートとレートの推移が連動しているとみられることが説明されています。
さて、ゼロ金利と量的緩和の金融政策が行われ、また、経済低迷がいわれているなかで、為替レートのしくみの見方もそのときにあわせて、いろいろあるように思います。