新しい iPhone は 日本の LTE 800MHz 帯にも対応
2013年9月10日(米国現地時間)に発表された新しい iPhone は、日本のさらに複数の LTE バンドにも対応している模様です。なかでも、KDDI の 800MHz 帯(LTE Band 18)とNTT docomo の 800MHz 帯(LTE Band 19)の対応が注目となっています。
なお、日本独自のバンドとされる KDDI の 1.5GHz 帯(LTE Band 11)と NTT docomo の 1.5GHz 帯(LTE Band 21)には非対応です。
そして、これまで通り 2.1GHz 帯(LTE Band 1)と 1.8GHz 帯(LTE Band 3)に対応しています。
日本のキャリア3社から販売されるモデルは、iPhone 5c は モデルA1456、iPhone 5s は モデルA1453 と公表されています。TD-LTE には対応していません。ちなみに、米国 Sprint におけるモデルもこの組み合わせのようです。http://www.apple.com/iphone/LTE/
さて、NTT docomo は、2013年10月より、東名阪の一部エリアから 1.8GHz 帯(LTE Band 3)も LTE Xi サービスに使用して、2013年10月以降発売の一部機種より受信時最大 150Mbps(LTE Cat.4)に対応予定であることがすでに発表されています。この点でも注目となります。
※ 新しい iPhone は、公式には、iPhone 5c、iPhone 5s というように、名称につけられるサフィックスのアルファベットは小文字のようです。3G、3GS、4S のように、これまでは大文字であったことから、投稿当初は大文字で書いていましたが、小文字に修正しました。付け加えますと、今回の発表から、iPhone 4S は iPhone 4s と、こちらも小文字に変更された模様です。